祝い花

かわいらしい花が印象的な「オンシジウム」

■華やかな花を咲かせるオンシジウム

オンシジウムは、多年草でラン科の花です。
ピンクやオレンジのほかにも黄色の色鮮やかな花を咲かせ、観る人を楽しませてくれます。
華やかな花を咲かせるのもオンシジウムの特徴です。
花は小さくかわいらしい小型のものだけでなく大きくボリュームのあるものまでさまざまあり、香りを楽しむこともできます。
開花時期は一年中を通して不定期になっているものの寒い季節には弱く、日当たりの良い場所で育てることが求められます。
しかしながら初心者でも育てやすい花の一つといわれており、栽培しやすいのも魅力です。


■日当たりについて

オンシジウムは、耐寒性に弱いため、日当たりの良い場所で育てなければいけません。
室内の日当たりの良い場所に置き、たっぷりと日光に当てるようにしましょう。
しかし、直射日光に当てることはおすすめできません。
オンシジウムを直射日光に当ててしまうと葉が焼けてしまう可能性があります。
また、風通しの良い場所を選ぶことも大切です。
冬場でも花を咲かせますが、5℃以下の環境では栽培が難しいので、寒い季節は室内で管理すると安心です。


■水やりについて

乾燥に弱いので、土の表面が乾いていないかを毎日確認し、定期的に水をたっぷりとあげましょう。
土の表面がカラカラに乾いてしまうと美しい花を咲かせることはできません。
毎日、土の表面が乾燥しないように、たっぷりと水を与えることが大切です。
水やりのベストタイミングを見極めるなら葉をチェックしてみるといいでしょう。
葉が縦方向にシワがよってしまっている場合、水やりが足りていない可能性があります。
土の状態だけでなく葉の様子もチェックしてみると水やりのタイミングが分かるでしょう。


■肥料について

4月半ばから9月は、肥料を与える時期です。
オンシジウムのきれいな花を咲かせるためには、肥料を与えることが欠かせません。
有機質固形肥料を春先から夏頃まで与え、秋になったら1週間に1度のペースで液体肥料を施します。