エキゾチックな葉が魅力的な「マドカズラ」の育て方
- 登録
- 2020/03/27
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マドカズラは、サトイモ科に属する観葉植物で、モンステラ属の種の一つです。
モンステラは葉に大きな切れ込みのあることが特徴で、マドカズラはその名の通り、窓のような穴が開いています。
フリードリッヒスターリーという別名を持ち、エキゾチックなお面のようにも見える艶やかな葉は、インテリアにピッタリでしょう。
また、風水では観葉植物は生命力の源とされており、マドカズラも幸福を引き寄せる縁起の良い植物だとされています。
新築祝いや開業祝いなどの贈り物としても人気のある植物です。
■日当たりと温度について
熱帯植物ですが、葉の色が褪せてしまうことがあるため、真夏の直射日光には晒さない方が良いでしょう。
お部屋の中ならば、レースのカーテン越し程度の光が届き、エアコンの風が当たらない場所を選びます。
耐陰性にも優れていますが、全く日光が当たらないと、せっかくのかわいらしい葉もツヤを失ってしまうので、注意してあげましょう。
また、低温には弱いので、室温が5度以下にならないように気を付けます。
■用土について
観葉植物の土として売られているもので構いません。
自作する場合は、赤玉土6に腐葉土3、鹿沼土1の割合で配合し、水はけを良くしておきましょう。
水はけが悪いと根腐れを起こす原因になります。
■水やりについて
春から秋にかけては、マドカズラは活発に成長します。
用土の表面が乾いてきたら、たっぷりの水を与えましょう。
ただ、冷たい水は苦手なので、1日汲み置いた水を使うのがベターです。
気温が15度を下回るくらいの気候になれば、水はあまり必要としなくなります。
用土の表面が乾いてから、さらに2~3日待って水やりを行いましょう。
乾燥させることでマドカズラの樹液は濃度を増すので、耐寒性が上がり、丈夫に育てることができます。
また、葉の乾燥を防ぎ、害虫駆除や予防のために、毎日霧吹きで葉に軽く水を吹きかけてください。
その後、柔らかい布かティッシュペーパーなどで葉を拭ってあげると、ホコリも除去されて艶やかな葉が楽しめます。