道端や公園でよく見かけられる可愛らしい「アベリア」
- 登録
- 2019/12/23
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アベリアは、釣鐘形の小さな花を咲かせるスイカズラ科ツクバネウツギ属の半常緑性低木で、公園や道路の植栽としてよく使用されています。
暖地では常緑ですが、寒冷地では落葉するのが特徴です。
原産は東アジアからメキシコに約30種分布しており、日本にも4種が自生しています。
花色はピンクもしくは白で、葉は小さな披針形をしており対生しています。
黄色やクリーム色の斑がある品種もあります。
耐寒性、耐暑性もある植物ですので、育てやすい植物と言えます。
萌芽力があるため、どうしても次々に花芽が出てしまいますので剪定をして定期的に手入れをしましょう。
ただし、時期に気を付ける必要があり、6月~10月に強く剪定すると花付きが悪くなるので気を付けましょう。
4月~8月は生育が著しい時期ですので、次々に枝が伸びて樹形が乱れてしまうことが多いため、こまめに剪定をすると良いです。
11月~3月頃は開花した後ですので、強剪定しても問題ありません。
アベリアの名前は19世紀のイギリスの植物学者エイブル博士にちなみつけられた名前です。
■水やりについて
底植えの場合は、あえて水やりをする必要はなく、自然の降雨で問題ありません。
ただし、真夏のように乾燥する時期には水やりを適度に与えると良いでしょう。
一方鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷり水を与えましょう。
■日当たりについて
日当たりの良い環境で育てるのが最適です。
さらに水はけの良い場所だとなお良いでしょう。
半日陰の環境でも生育しますが、花付きが悪くなって、徒長しやすくなり、樹形が乱れるので気を付けましょう。
■肥料について
肥料はそれほど与えなくても生長し、花を咲かせることができます。
与えるのであれば、底植えする場合も、鉢植えの場合も2月~4月上旬、9月頃に緩効性化成肥料を株元に施しましょう。
■病気・害虫について
アベリアには病気・害虫がほとんどの割合で発生しません。
比較的丈夫な植物です。
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