クリスマスを彩る真っ赤な苞が印象的な「ポインセチア」
- 登録
- 2019/12/06
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ポインセチアは、真っ赤な色と緑の葉っぱが印象的でまさにクリスマスシーズンにピッタリの植物であり、トウダイグサ科ユーフォルビア属です。
草花のように見られますが、実は常緑性低木として扱われています。
属名の通りメキシコ山地原産のユーフォルビア・プルケリマを品種改良して作られました。
野生種は耐寒性がありますが、私たちが普段目にしている観賞用の園芸品種は、耐寒性が弱いため家の中で育てるのがおすすめです。
赤や白の葉っぱのような部分は苞と呼ばれるもので、苞の中に小さな黄色の花が付いています。
開花期は、クリスマスシーズン真っただ中の12月~2月頃までで、草丈はおよそ10cm~60cm、花の色は赤、白のほかにも紫や複色のものがあります。
■水やりについて
冬の間は特に朝から午前中の間に水やりをしましょう。
乾燥に強いので、それほど水を与える必要がありません。
過湿すると逆に枯らせてしまうことになるため、乾燥気味に管理するとより長く開花期を楽しむことができます。
2月~5月の新芽が出始めるまでの時期は生育が止まっている時期ですので、水を吸わなくなります。
そのため、いつもより乾燥気味に育てましょう。
■温度環境について
基本的に室内がおすすめで、10度以上の環境で育てるのに適しています。
ポインセチアは萎れているような状態になることがありますが、これは水不足の問題よりも寒さによって萎れているケースが多いですので、10度以上の場所に移動させると良いでしょう。
温度が低すぎると葉が黄に変わり、そのうち落ちてしまいます。
ただし、室内で温風が当たるような場所に置くのは厳禁です。
■病気・害虫について
病気についてはほとんど影響がありません。
害虫は、基本的に湿度が高い所を好む虫が付くと考えておくと良いでしょう。
1年通してオンシツコナジラミが葉の裏に発生しやすい植物です。
なるべく葉を少なくして風通しの良い環境に置くと発生を抑えられます。
また、霧吹きなどで水をかけるのもおすすめです。
アブラムシは新芽に発生し、さらにカイガラムシが茎や葉のに発生します。
カイガラムシは成虫となると薬剤などでは駆除できないので、歯ブラシなどで擦って駆除しましょう。
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