初心者でも育てやすい丈夫で可憐な「ウインターコスモス」
- 登録
- 2019/12/04
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ウインターコスモスは別名ビデンスと呼ばれ、夏に咲くものと晩秋から咲くものに分かれます。
メキシコをはじめ、世界全国で200もの種類があるキク科の植物です。
日本では、田園地帯の道端などに雑草として咲くこともあります。
代表的なウインターコスモスの種類としては、晩秋から初冬にかけて咲くイエローキューピッドや、アイボリーホワイトなどが挙げられます。
可憐でかわいらしい黄色と白の花を咲かせるものが多いですが、ピンク色の花も見られるようになりました。
一面に咲き乱れるコスモス畑は、観光スポットとなっている所も見られます。
春まき一年草と秋まきの二年草が主流です。
凍えないように防寒することで冬も越すことができる多年草も見られます。
開花時期が長く、夏場にも強くて初心者でも育てやすい人気のある植物です。
■日当たりについて
本来丈夫ですが、日のよく当たる環境でよりいっそう育つ植物です。
育てる際には、日当たりと水はけの良い地を選ぶことが大切です。
秋にまいた場合は、凍らせずに冬を越すために南向きの地に植えるようにします。
冬場は、明るい室内に取り込んで防寒しながら、日差しを浴びさせると良いでしょう。
■病気・害虫について
ウインターコスモスは、病気にかかりにくい植物です。
しかしながら4月~11月にかけてはアブラムシが新芽に発生しやすくなるので気を付けなければいけません。
成長期や夏場にはハダニも発生します。
ハダニを防ぐには、葉の裏側にも水を与えるようにすると良いでしょう。
■株分けについて
初心者でも育てやすい植物ですが、ポイントとなるのが株分けと増やし方の時期です。
株分けは、4月~5月の植え替え時期に行うようにします。
さし芽をする際も、4月5月にしっかりとした茎に先端を刺して増やしていきます。
9月~10月、そして3月~4月が種まきシーズンです。
株分けをする際には、のこぎりカマを使ったり、ざっくりとスコップで掘り起こしたりして切り分けましょう。
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