初心者でも育てやすくおすすめの愛らしい「インパチェンス」
- 登録
- 2019/10/07
- カテゴリ
インパチェンスは、春にまいて初夏から秋まで楽しめる春まき一年草です。
本来は多年草なのですが、日本の気候は温度の関係で冬に枯れてしまうため、一年草として分類されます。
和名はアフリカホウセンカと呼ばれ、ホウセンカと同じ仲間ではありますが、インパチェンスの場合、アフリカ東部原産の園業品種となっています。
草丈は15~40cmほどで花色は白、赤、ピンク、オレンジの花を咲かせます。
花は一重から半八重、八重咲きがあり、カリフォルニアローズやフィエスタシリーズなどのバラ咲き品種が人気です。
耐寒性は弱く、耐暑性もやや弱いのが特徴ですが、開花期が長く、日当たりの良いところが好きな花ではありますが、耐陰性があり日陰でも育つ性質を持ってるため、初心者でも育てやすいのが特徴です。
そのためビルの間や北玄関など日当たりの悪い場所でも華やかにしてくれます。
ただし、夏の強い日差しは苦手な植物ですので、鉢植えの場合は日中日差しが強い場合、半日陰へ移動したりよしずなどで直射日光を避けたりするようすると良いです。
●水やりについて
インパチェンスは丈夫な植物ではあるものの枯れてしまうケースもあります。
この原因のほとんどが水切れですので、水切れしないように毎日水やりをするように心がけましょう。
鉢植えの場合、土の表面が乾いたら鉢底から水が流れるくらい多めに水を与えましょう。
底植えの場合は、花や葉に張りがなくなった頃が水やりのタイミングです。
夏は、午前中もしくは夕方に水を与えるのがおすすめです。
●肥料について
肥料が切れると花付きが悪くなるので要注意です。
週1回液体肥料を与えるかもしくは月1回固形肥料を与えると良いです。
●病気と害虫について
病気:多湿になるとどうしても灰色カビ病が発生します。
もし発生した場合はこまめに取り除くよう心がけましょう。
害虫:乾燥する時期になるとハダニやホコリダニが発生します。
葉のツヤがなくなってきたり花びらが黒くなったりしてきれいに咲かなくなってきたら疑いましょう。
このほかアザミウマも発生する可能性があります。
- この記事に関連した商品カテゴリ