可憐で甘い香りが魅力のスイートピーについて
- 登録
- 2019/03/11
- カテゴリ
スイートピーは、マメ科レンリソウ属に属するイタリアシチリア島原産のつる性の一年草または宿根草です。
巻きひげを他のものに絡ませながら伸びていくという特徴があり、草丈は15cmから、品種によっては3mにも及ぶものもあります。
一般的に親しまれているの4月下旬から6月中旬に咲く春咲き品種です。
しかしその他にも夏咲き品種や冬咲き品種、そして切り花に使われる高性品種とガーデン用の矮性品種や、早くしおれますが次々咲く宿根性種があります。
花色は白、赤、ピンク、紫、オレンジ、複色のものがあり、耐暑性は弱く、耐寒性も普通程度です。
ただし園芸品種の中でもロイヤルシリーズは花茎が丈夫で、切り花にも適した耐寒性に強い品種です。
■日当たりについて
日当たりのよい場所を好みます。
開花期間に曇り空の日が続くとつぼみが開かないまま落ちてしまうほど日当たりで大きな影響が与えられます。
苗の間も日に当てておかないと十分な生長が望めず、花付きが悪くなります。
■水やりについて
土の表面が乾いたらたっぷりの水を与えましょう。
春になって暖かくなるとぐんぐん生長し乾きやすくなるので、水やりはしっかり管理することが大切です。
■肥料について
元肥は、緩効性化成肥料を庭植えの場合は1㎡当たり50g、鉢植えの場合は用土1L当たり3g施します。
追肥は月1程度でよく、緩効性化成肥料を置き肥やします。
元肥や追肥それぞれチッソ分が少なく、リン酸の多い肥料を選ぶことが大切です。
チッソ分の多いものを選ぶと、茎や葉ばかり茂り、花付きが悪くなってしまうからです。
■病気や害虫について
病気:春と秋に茎葉に白い粉状の菌が付くうどんこ病が発生するケースがあります。
これは菌に歯の栄養を奪われたり、光合成を阻害されたりするため要注意で、見つけたら早めに花にかからないように殺菌剤を散布しましょう。
害虫:アブラムシは花後くらいから発生します。
その他ダニやイモムシも発生することがあります。
- この記事に関連した商品カテゴリ