春を知らせる新年を迎えるにふさわしい水仙の紹介
- 登録
- 2019/01/18
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■水仙の特徴
水仙というと日本では冬の時期に庭先などで見かける、緑の細長い葉の中を携え、黄色の小さな可憐な花を咲かせるものがイメージされます。
ですが、世界的に見ると水仙は1万を超す品種が登録されているのです。
原種および花形、花色、草姿などが多彩で大きく12のカテゴリーに系統が分けられています。
代表的な系統としてラッパ水仙、八重咲き水仙、房咲き水仙、口紅水仙が挙げられ、色合いとしては黄色のほか、白やオレンジ、ピンクなど多彩な種類があります。
系統によって開花時期が異なっていて、早いものでは11月の中旬から下旬頃から咲きはじめ、お正月の花としても人気を集める日本水仙は12月の中旬から下旬には咲くので、お正月を飾る生花として年末に準備をされる方も少なくありません。
また、水仙と聞いて春の暖かい時期をイメージされる方は、3月から4月に開花するラッパ水仙を見かける機会が多い方かもしれません。
芳しい水仙をあしらった、春のフラワーアレンジメントをフラワーギフトとして贈るのも喜ばれるでしょう。
また玄関などに何気なく飾っておくのも、季節を感じることが出来てとてもハイセンスなインテリアになりそうです。
■植え付けについて
水仙は球根から育てるケースがほとんどですが、その場合は秋に植え付けるのが基本です。
日本水仙の場合は年内には開花するため、9月下旬から10月上旬の秋に入ってすぐの時期に植えるのがおすすめです。
日当たりのよい砂質の土壌を選び、大きな球根なら20ほど、小球根、中球根なら10cmから15cmほどの間隔を開けながら植えるといいでしょう。
■水やりについて
庭に植える場合は自然の天候に任せればよく、あえて水やりをしなくてもかまいません。
ただし、冬も休眠はせずに成長をし続け、花を咲かせるので、冬場の乾燥シーズンで雨が全く降らずに土壌がひどく乾いた場合は水をあげましょう。
お正月に床の間や玄関などに飾りたいなどで鉢植えをされる場合には、鉢土の表面が乾いたらたっぷりと水をあげてください。
■病気・害虫について
ウイルスによって、葉に黄色い筋状の斑が入るモザイク病が発生するリスクがあります。
ウイルスを媒介するのはアブラムシのため、アブラムシの防除をしっかりと行ってモザイク病の発生を予防しましょう。
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