愛らしいピンクのかぐわしい桜のような「ルクリア」を育ててみましょう!
- 登録
- 2018/10/31
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愛らしいピンクのかぐわしい桜のようなルクリアのご紹介
ルクリアは、ヒマラヤや中国雲南省に5種が分布しているアカネ科ルクリア属の常緑低木です。
上品な香りがすることに加え、ピンク色の花の色が桜を連想させることから、アッサムニオイザクラとも呼ばれています。
原産地は元々直射日光が差さないような高原で、夏は冷涼かつ冬は暖かい地域ですから、日本はそれと正反対の気候です。
そのため、日本の蒸し暑い夏はルクリアにとっては苦手な気候と言えます。
対策としては、春や夏は風通しの良い涼しい場所、日陰などで管理すると良いです。
秋は屋外の直射日光の当たりやすい場所に置きます。
日が短くなると、花芽を付ける短日植物であり、花芽ができる秋9月頃からは真っ暗な場所に置いておかないと花が咲かないので要注意です。
玄関の灯りや街路灯などの人工的な灯りでも花芽が作られません。
そのため、電灯などのない真っ暗な場所を探したり、段ボールや箱をかぶせたりするなどして管理して下さい。
冬は、室内に置き、窓越しの日が当たる場所に置いておくとベストです。
明るさが不足すると葉が黄ばみ、花が咲かなくなります。
ただし、窓際に置いておくのは日中のみで、夜間は冷え込むので窓から話した所に置いておくのが良いでしょう。
■水やりについて
鉢植えの場合、土の表面が乾いてきたらたっぷり水やりをしましょう。
ただ、夏は少し控えめに水やりをして、新芽がしおれるまで待ってから少量の水をやるようにしましょう。
つぼみができる10月以降は花が終わるまでの間、土を乾かさないように水やりを心がけます。
■肥料について
鉢植えの場合、6月から11月の間は緩効性化成肥料を施しましょう。
肥料が不足すると生育が悪くなり、秋になっても花が咲かないことがあるので要注意です。
■病気・害虫について
病気は特にありません。
害虫は4月から11月の間に新芽にアブラムシが発生しやすいので、発生したら駆除しましょう。
また、4月から10月はハダニが発生しやすいです。
高温と乾燥の多い夏の時期にたくさん発生するので、水やりの際に、葉の裏側にも水をかけてあげると、ハダニの発生を抑制できます。
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