優雅で可憐なダリアを育てよう!
- 登録
- 2018/06/01
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ダリアはキク科ダリア属でサツマイモのような形の球根から育てていきます。
ダリアはメキシコ原産でメキシコの国花にもなっていますが、多彩な園芸品種が開発されており、中でも人気があるのは八重咲きで華やかな色合いのものや、個性的な花の形をしたものです。
ダリアの花言葉も様々ありますが、「エレガント」・「品位」・「華麗」といったものから「移り気」などの花言葉もあります。
■日当たりについて
ダリアの栽培には日当たりがよく、風通しのよい場所が最適です。
日に当たることでよく育ちますが、夏の高温多湿は苦手です。
開花時期は7月から10月ですが、栽培適温である15℃~25℃の環境であれば、1年中花を咲かせ続けることができます。
しかし、25℃を超えてくる真夏には花が咲かなくなりますので、夏は強い日差しを避けてあげ、風通しのよい涼しい場所に置くようにしましょう。
冬場は温度が低いと休眠してしまいますが、室内などの暖かい環境なら花が咲きます。
凍結するような場所に植えている場合には、冬場は球根をいったん掘り上げるようにしましょう。
■水やりについて
多湿を嫌い、水のやりすぎは球根が腐る原因となるため注意が必要です。
鉢植えの場合、雨に当たると花が傷んでしまうため、直接、雨に当てないようにし、表土が乾いたら水をあげるようにしましょう。
また、ダリアは茎の中が空洞の構造となっているため、切り口から雨水が入ることにより、球根が腐る恐れがあります。
そのため、球根を雨から保護する対策として、切り口にアルミホイルなどでキャップをかぶせてあげましょう。
一方で、茎の株元近くにキリなどで穴を開けることで、上から入った水が出て行く水抜きの作用を与えることができます。
水抜き穴を作るために茎を切るにあたっては、晴天が続く日に切って、1日おいて切り口をよく乾燥させてからキャップをかぶせるようにしましょう。
■肥料について
ダリアは水が苦手ですが肥料は好むため、定期的に緩効性化成肥料を与えるようにしましょう。
また、開花している間は10日に1回のペースで液体肥料を与えようにします。
鉢植えの場合は鉢の縁に、地植えなら葉の先端くらいの場所に置くのがおすすめです。