祝い花
天に向いて大きく花開く、カラフルで可愛らしい「フリージア」
- 登録
- 2018/02/23
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フリージアは、アヤメ科の一種です。
日本では、水仙や菖蒲に似ていることから菖蒲水仙とも呼ばれています。
フリージアは、オランダで多くの品種改良がされており、現在その数は150種類以上にも及びます。
黄色や白、ピンク、赤紫など鮮やかな花を咲かせるのが特徴です。
その中でも白や黄色は切り花に多く使われており、プレゼントにも最適です。
花言葉は、フリージアの色によって違いがありますが、白はあどけなさ、黄色は無邪気、赤は純潔、紫は憧れといった意味があります。
フリージアは、江戸時代末期に日本でも目にするようになり、爽やかな花の香りが日本人好みだったこともあり大きな人気を集めていました。
現在では、日本での栽培も増え八丈島でフリージアの球根が多く栽培されています。
育て方のポイントについて
フリージアは、地植えだけでなく鉢植えでも育てることができます。綺麗な花を咲かすためには、日当たりの良い場所を選ぶだけでなく排水の良い場所で育てることがポイントです。
フリージアは、気温が25℃くらいになると花を咲かせるといった特徴があります。
地植えをする場合は、暖かい場所に球根を植えることをおすすめします。
10月下旬に球根を植えることで耐寒力が強くなり、球根に負担をかけずに冬越しできるので最適です。
アレンジメントフラワーにもよく使われる可愛らしい人気のお花です。
肥料について
フリージアは、球根を植え付ける際には、肥料を必要としません。葉が2~3枚ほど出てきたタイミングで肥料を与えることで綺麗な花を咲かせます。
しかし、球根の下に元肥を施してしまうと肥料焼けを起こしてしまう可能性があります。
肥料を施す際は、地植えの場合は株元にばらまき、鉢植えの場合は土の半分くらいまで埋まるように押し込むことがポイントです。
害虫対策について
害虫などのトラブルに悩まされずフリージアを綺麗に咲かせる秘訣は、傷やカビの生えていない健康で丈夫な球根を選ぶことです。また、肥料のみならず培養土や使用する鉢植えなどにも雑菌がついていない綺麗なものを使用することをおすすめします。