祝い花
アジアンテイストな雰囲気が魅力の「シュロチク」
- 登録
- 2017/11/10
- カテゴリ
細い艶やかな緑の葉が美しいシュロチクは、インテリアやパーテーション代わりの観葉植物として人気の高い品種です。
漢字で書くと「棕櫚竹」と書くため、竹の仲間と思われがちですが、ヤシ科に属し、中国南部から南西部を原産地としています。
耐陰性があるため屋内に置いても良く育ち、初心者でも育てやすい種類の植物だと言えるでしょう。
気の流れを良くするとされ、運気上昇アイテムとしても人気のある植物です。
日当たりについて
寒さにも強く、育てやすい品種です。耐陰性はありますが、全く日差しが届かない場所では株が弱ってしまいますし、直射日光も嫌いますので、室内の明るい場所に置きます。
低温にも強く、0℃以下にならなければ越冬させることも充分可能です。
ただ、風には弱いので、エアコンの送風が当たらない場所に置きましょう。
水やりについて
気温が10℃以上ある場合は、鉢土が乾いたタイミングでたっぷり水を与えます。水のやりすぎは根腐れの原因です。
10℃を下回る季節になると、シュロチクは成長のスピードが緩やかになりますので、乾燥気味に育てます。
鉢土の表面が乾燥したことを確認したら、その2~3日後に水を与えるようにすると良いでしょう。
葉が落ちるようならば、水分不足です。
その場合は水やりの回数を増やします。
1日1回、葉に霧吹きで水をかけると葉の乾燥を防ぐことができます。
肥料について
シュロチクは特に肥料を必要としませんが、生育期である春から秋にかけては、緩効性の化学肥料を2か月に1度くらいのペースで与えるとよく育ちます。ただし、成長のペースが落ちる冬場には肥料を与える必要はありません。
植え替えについて
鉢植えの場合は、根詰まりを起こさないように適当な時期に植え替えを行います。根が詰まってくると、葉先が枯れてきてしまうので、その前に一回り大きな鉢を用意してあげましょう。
鉢土は赤玉土や腐葉土を配合し、水はけがよく、且つ保水性も持つ割合にします。
冬に植え替えるのは避け、5~9月の温暖な季節に作業するのが適切です。
植え替えたら、霧吹きで水を与えておきます。
- この記事に関連した商品カテゴリ