祝い花
マイナスイオン効果で人気の「サンスベリア」
- 登録
- 2017/08/25
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アフリカを主な原産地とするサンスベリアは、東南アジアなど熱帯地域にも広く分布しているスズラン亜科チトセラン属の多年草です。
地下茎が地中に根付くと、そこから上方に剣状の細長い葉を伸ばすのが特徴です。
見た目の姿形が熱帯地方のエキゾチックな雰囲気を持つことから、主に観葉植物として親しまれています。
また、最近ではマイナスイオンを多く放出する観葉植物として人気になっており、空気清浄効果を期待して室内に置く方が増えています。
暑さと乾燥に強くなかなか枯れないので比較的育てやすく、初心者の方にもお勧めです。
温度環境について
丈夫なサンスベリアも暖かい地域の植物なので、冬場の管理だけは注意しなければなりません。特に5℃を下回ると枯れてしまいますし、5℃から10℃でも成長が止まってしまいますので、なるべく室内の温度は10℃以上を保つ必要があります。
日当たりについて
また、柔らかな日光が大好きな植物ですから、日照時間が短くなる冬から春先にかけては出来る限り日当たりの良い場所で育ててあげましょう。ただ、夏場の強い直射日光だけはかえって毒となり、葉の色がくすみ薄くなることがありますし、酷いときは葉が焼け枯れてしまうので注意してください。
水やりについて
水やりに関しては、サンスベリアは乾燥に強い性質があるので、通常は3週間くらい水やりを忘れても枯れてしまうことはありません。逆に水を与えすぎると、根が腐って枯れてしまうので、過度な水やりだけは注意してください。
コツとしては土が白く乾燥してパサパサになった段階で、たっぷりの水やりを行うことです。
あげるときにたっぷり与えれば、後は放っておいても元気でいてくれます。
最初は水をあげないと枯れてしまうようで不安になるかもしれませんが、水やりがほとんど必要ないことに慣れてしまえば管理が本当に楽になります。
肥料について
肥料は成長が活発になる5月から9月に与えてください。夏場にしっかりと肥料を与えておくと丈夫になりますし、寒さにも強くなってくれます。
固形の化成肥料なら、2ヶ月に1回程度の割合で、生え際から少し離れた土の上に置くだけでいいので簡単です。
また、液体肥料であれば、3週間に1回と回数は多くなりますが、水やりの代わりになるので管理が楽になってお勧めです。
冬場は寒さによって休眠状態になるので、基本的に肥料は必要ありません。