祝い花
南アフリカ原産のカラフル観葉植物「グズマニア」
- 登録
- 2017/08/04
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赤や黄色の色鮮やかな細長い花びらがとても美しいグズマニアは、パイナップルの仲間で、南アフリカが原産です。
高温多湿の環境を好む傾向がありますので、四季がある日本で育てる場合は、室内で観葉植物として育てることをお勧めします。
育てる際に気を付けるポイントがあります。
水やり・日当たりについて
グズマニアは比較的丈夫な植物ですが、水のやりすぎや直射日光や霜に大変弱い植物です。室内で生育する際は、直射日光が当たらない日陰に設置することと、水をあげる際は根っこが水を吸えるように土にあげると思われがちですが、実はグズマニアが水分を吸収する箇所は葉と茎の隙間で吸収していくので、土にあげずに葉と茎の隙間を中心に水をあげます。
また季節によって水の上げ方が変わってきます。
比較的暖かい時期は、しっかりと葉と茎の間に水が溜まるほどあげますが、乾燥している冬の時期に水をあげすぎると腐ってしまうので、軽く水をあげてティッシュ等で吸収するくらいがちょうど良い量です。
お花を楽しむための株分けについて
クズマニアの花は大変美しく長期間楽しむことができますが、一度咲いたら花を再び咲かせることができないです。株分けをすることで、クズマニアの美しい花を楽しむことができます。
株分けの仕方は、横に小さな株が出てきます。
清潔なはさみで株分けをしてから、ミズゴケなどでしっかりと固定して、二か月くらいしてから根っこが出てきます。
そして液体肥料で育てて、株分けしてから、四年後にはクズマニアの立派なお花を咲かせることができます。
病気・害虫について
グズマニアを育てている最中に、病気や虫害等の心配もありますが、葉っぱにカビが発生する病気である炭疽病にかかりやすく、黒褐色の点々が一気に広がっていく病気ですので、見つけ次第、該当する葉を切って、他の葉への影響を最小限に防げます。害虫に関してはカイガラムシが年中ついて回るので、カイガラムシ専用の殺虫剤を用いて、ブラシを使って虫を払うことで害虫被害を避けることができます。
頑丈そうで意外にデリケートな植物であるグズマニアは、新しい株を上手に育てていくと室内中を美しいグズマニアの花でいっぱいにできます。
水のあげすぎと直射日光などグズマニアが苦手な要素を覗くことで、簡単に育てていくことができます。
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