祝い花

オンシジュームの種類と上手な育て方

aloha3.jpgオンシジュームは中南米のいたるところに育つ花で、その種類は原種だけでも400は軽く超えると言われるほど、多種多様な花となっています。
アロハイワナガもそのたくさんの種類の中の一つですが、アロハイワナガだからと言って、その他のオンシジュームと育て方やお手入れの仕方が異なるということはありません。
ですので、基本的な育て方の知識を持っていれば、一年だけでなく、翌年も咲かせることができます。
そもそも木に着生して育つ洋ランですが、温室も必要なく、非常に育てやすい品種であることが特徴です。
花が咲く時期もまちまちで、一年を通して楽しむことができるのも魅力です。
切り花にしても持ちがいいですので、植えておくと何かと重宝することでしょう。
オンシジュームは年間を通して育つ種類があることから、一年中楽しむことができる花ですが、咲いてから40~50日程度はきれいな状態を保っていてくれますので、非常に長い期間楽しめる花だといえます。

水やりについて

南米原産の花であることから、基本的に水やりはそれほど多く必要ありません。
根腐れを避けるため、朝、水をやったら夜には水苔が湿っているという程度の状態がいいでしょう。

風通し・日当たりについて

風通しの良いところに置いておくことが大事で、さらに一年を通してよく日に当てることも重要です。
真夏に日差しが余りにも強く、葉が焼けてしまう場合は日よけを施すのがいいですが、そうでなければ原則として日よけも必要なく、日当たりと風通しの良いところに置いておきますと、元気に育ちます。

管理環境について

植木鉢は洋ラン用の素焼きのものがおススメで、これは少しでも早く与えた水を乾かすのに適しているためです。
植え替えをすることで翌年も楽しめますが、植え替えに適しているのは春以降ですので、春が来るのを待って素焼きの植木鉢に植え替えることで、翌年も楽しませてくれます。
基本的に水やりに手間がかからず、日差しを避ける必要もなく、通風はそよ風程度でいいことから、ベランダなどでも育てることができる、洋ランのなかでは手間いらずな花だと言えるでしょう。
アロハイワナガも基本的に一般的なオンシジュームの育て方、植え替えの仕方を行うことによって長持ちしますし、翌年も花を鉢植えとして花を咲かせることができますので、トライしてみると楽しそうです。