インテリアや縁起物として人気のポトス!特徴や育て方を解説
- 登録
- 2022/04/13
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ポトスはどんな植物?
ポトスは、サトイモ科エピプレムヌム属の植物です。英語では、「Pothos」と表記します。
和名では「黄金葛」(オウゴンカズラ)と呼ばれています。
学名は、「Epipremnum aureum」です。
ポトスの原産地は、ソロモン諸島や東南アジア熱帯雨林地帯などです。
高温多湿な地域や温暖な地域に自生しています。
ポトスが日本へ伝わったのは、明治時代頃だと言われています。
ポトスの特徴
ポトスの特徴は、ツルが長く伸びることです。ポトスの自生地域では、ツルが樹木に巻きつきながら成長し、10m以上の長さになることもあります。
暖かい地域が原産の植物なので、寒さには弱いですが、耐陰性に優れるという特徴があります。
種類が豊富なこともポトスの特徴です。
「ライム」、「パーフェクトグリーン」、「エンジョイ」、「テルノシャングリラ」などいろいろな種類があります。
20種類以上もの品種が存在していると言われているのです。
中でも、黄色の斑が入った「ゴールデン・ポトス」、白色のマーブル模様が入った「マーブル・クイーン」などの品種は、流通量が多く、手頃な価格で入手しやすいことから、定番人気となっています。
これらの品種は、見た目がとても爽やかでエレガントな印象です。
飾っておくだけで室内がスタイリッシュな印象となることから、ヘアサロン、飲食店などのインテリアとしてもおすすめできます。
ポトスの緑は心を癒す色と言われており、空気清浄効果もあるため、病院やクリニックなどの医療機関にもピッタリの植物です。
ゴールデン・ポトス | マーブル・クイーン |
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ポトスの花言葉
ポトスの花言葉は、「永遠の富」、「華やかな明るさ」、「長い幸」などです。葉の部分に黄金色の美しい模様が入ることが、花言葉の由来とされています。
黄金は、金運や財運をイメージさせるカラーです。
そのため、ポトスは金運アップの植物として人気があります。
銀行や企業などのロビーやオフィス内に飾られることも多いです。
また、ポトスは、生命力が強く、常に葉を絶やさないという特性があることから、縁起物としても人気があります。
ご自宅用に縁起物として購入するだけでなく、開店祝いや開業祝いなど法人間の贈り物としてもおすすめの植物です。
ポトスの植物の育て方
ポトスは、耐陰性があるため、育てやすい植物です。日当たりと水やりのタイミングに気を付けていれば、初心者でも簡単に育てることができます。
ポトスの植物の育て方としては、「鉢植え」、「ハイドロカルチャー」、「水挿し」などがあります。
これらの中で、最も簡単な育て方は水挿しです。
■水挿しでの育て方
水挿しは、花瓶やグラスなどへ水を入れたら、カットしたポトスを挿すだけです。
水に差してから数日が経つと、根や茎がどんどん伸びていきます。
液肥なしでも成長するため、コストパフォーマンスが良い育て方と言えます。
ただ、夏場は気温が上昇して水が腐りますので、2日に1回のペースで水を交換するようにしてください。
■ハイドロカルチャーでの育て方
ハイドロカルチャーでは、ポトスを入れる容器、ハイドロボール、根腐れ防止などが必要です。
容器は、透明なものを選ぶと、水の管理がしやすくなります。
ハイドロカルチャーは、コバエなどの虫が発生しにくいというメリットがあります。
ポトスを育てたいけれど虫が苦手という方におすすめの方法です。
ハイドロカルチャーでのポトスの植え方は以下の通りです。
①まずは、ハイドロボールとポトスの根をきれいに洗っておきましょう。
洗浄しておかないと、雑菌が繁殖して腐るおそれがあるからです。
②次に、根腐れ防止を容器の底へ敷き詰めます。
③根腐れ防止の上へ、ハイドロボールを入れます。
一気に入れるのではなく、容器の1/4~1/3程度にしましょう。
④ハイドロボールの中へポトスを挿し入れます。
⑤残りのハイドロボールを敷き詰めて、バランスを整えてください。
⑥最後に、水を加えたら完了です。
ハイドロカルチャーで育てる場合は、水やりの量に注意が必要です。
水を入れすぎてしまうと、根腐れを起こすことがあります。
容器の1/5程度を目安にして、ハイドロボールが乾いたら水を加えるようにしてください。
ただ、気温が高くなる夏場は、水が減りやすくなるため、こまめな水やりが必要です。
冬場は、水やりの回数を減らしても問題ありません。
ポトスは寒さに弱いため、暖かい場所へ置くようにしてください。
■鉢植えでの育て方
鉢植えでは、園芸用の土、置き肥、鉢などが必要です。
植え方は、ハイドロボールとほぼ一緒です。
鉢に植えたポトスは、ツルが伸びていき、下に垂れ下がるようになります。
高いところに吊るしておくと、良いインテリアとなるでしょう。
鉢に入れた土に支柱を立てておくと、ポトスのツルが絡んでどんどん上に伸びていき、葉が大きく育ちます。
どの方法で育てる場合でも、夏場は日焼けに注意しましょう。
直射日光が当たらない場所で育てるようにしてください。
冬場は、温度管理に気を付けてください。
できるだけ室内で育てるようにして、水の与えすぎに注意しましょう。
水の加減が難しい時は、霧吹きを使うのも手です。
葉の部分へ時々霧吹きでスプレーをしておくと、ハダニの発生の防止にもなります。
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