祝い花

コンパニオンプランツとしても人気のマリーゴールド

■ビタミンカラーの可愛いマリーゴールド
黄色やオレンジのビタミンカラーが素敵なマリーゴールドは、キク科の植物で非耐寒性一年草です。
4~5月に種まきをして、5~11月頃に開花します。
マリーゴールドはフレンチマリーゴールドとアフリカンマリーゴールドの2種類に分かれ、ほかの植物と一緒に育てることで害虫発生を防ぐコンパニオンプランツでもあります。
元気の出る可愛い植物であるうえに、ほかの植物にとっても役立つ存在なのです。

■日当たりと水やり
マリーゴールドは、屋外の日当たりの良い場所を好みます。
花壇に地植えするほか、通気の良い場所なら寄せ植えやハンギングも可能です。
暑い季節には、夕方以降に気温が下がってから葉にたっぷりと水やりをしましょう。
花自体よりも株元に水を与えるやり方を好みます。
葉の裏面にも水をかけることで、ハダニ防止につながります。

■肥料のやり方と花がら摘み
開花シーズンが長い植物なので、肥料の量とタイミングが重要です。
暑すぎる時期は肥料をやりすぎないことがポイントです。
涼しくなってから再度肥料を与えると良いでしょう。
暑い季節に開花しなくなった場合は、一度草丈を切り戻すのもコツです。
さらに枯れた花はこまめにカットする花がら摘みも忘れてはなりません。
花がら摘みをすることで、次の花へと栄養が行き届いて長くキレイな花を咲かせ続けることが可能です。

■気を付けるべき病気
マリーゴールドは、コンパニオンプランツとしての働きもあり害虫が付きにくい丈夫な植物といえます。
しかしながらそんな中でも注意しなければならないのが、立ち枯れ病です。
立ち枯れ病はカビの一種であり、ほとんどすべての植物がかかる可能性があります。
立ち枯れ病を防ぐためは、できる限り清潔な土を使用することがポイントです。
また、ハダニも発生しやすいです。
マリーゴールドの葉の裏に寄生して栄養を吸収してしまいます。
真夏には、葉にもしっかりと水やりをすることが大切です。
葉の表だけでなく裏面までシャワーで水を注ぐようにしましょう。