穂のようなかわいい花を沢山咲かせる初心者にもおすすめのトリトマ
- 登録
- 2021/09/01
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■トリトマとは
トリトマは、ユリ科クニフォフィア属の多年草です。
和名ではシャグマユリとも呼ばれています。
南アフリカ共和国や熱帯アフリカを原産地としており、およそ70種が分布しています。
草丈は60cm~120cmほどになり、黄色やオレンジの花を咲かせます。
現在はクニフォフィア属となっていますが、かつての属名がトリトマ属だったことから、今でもこの名前で呼ばれて親しまれているのです。
細長い葉の間から花茎を伸ばし筒状の小さい花が、穂のように無数に付いているのが特徴です。
シャグマユリと呼ばれるようになった由来は、花の穂部分が帽子や兜などの装飾に使われ赤い毛の赤熊(シャグマ)に似ていることからつけられています。
初心者でも育てやすい植物ですが、増えやすく横にどんどん広がってくため、大きな花壇などに最適です。
3月から4月頃に植え付けを行って、開花期は6月から10月と長めになりますので長きにわたって花を楽しめます。
アフリカが原産であることから耐暑性、耐寒性ともに優れています。
日当たりが良い環境で育てるようにしましょう。
■水やりについて
鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりの水を与えましょう。
庭植えする場合は特に水やりは必要ありません。
■日当たりについて
日当たりが良い場所かつ水はけの良い場所で良く育ちますが、増殖するので広いスペースで育てる必要があります。
日陰で育てたり、日照時間が短くなったりすると生育もよくありませんし、花付きも悪くなってしまいますので注意しましょう。
■肥料について
元肥は緩効性化成肥料を土に混ぜこんでおきます。
鉢植えの場合は春から秋にかけて定期的に緩効性化成肥料を置き肥にするか液体肥料を施してください。
また庭植えして育てる場合は、春と秋に緩効性化成肥料を追肥します。
■病気や害虫について
病気:特にありません。
害虫:アブラムシが発生することがあります。
春から秋にかけて発生しやすいので月1度ほど薬剤を撒いておくと良いでしょう。
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