祝い花

紫色、ピンク色、白色などのかわいらしい花が魅力のリアトリス

■リアトリスはどんな植物
リアトリスは、キク科、ユリアザミ属の多年草です。
学名は、「Liatris」といいます。
槍咲きのスピカータ系、玉咲きのリグリスティス系などいくつかの品種があります。
リアトリスの原産地は、北アメリカです。
大正時代末期頃に日本へ渡来したといわれており、国内では「ユリアザミ」という和名で呼ばれることもあります。
リアトリスの開花時期は、毎年6月~9月頃です。
開花時期になると、紫色、ピンク色、白色など花が咲きます。
リアトリスの花は、星形でかわいらしい形をしているのが特徴です。
草丈については、30~50cmくらいですが、100cmまで成長する場合もあります。

■水やりについて
リアトリスの水やりについては、庭植えの場合は基本的に不要です。
降雨のみで十分ですが、真夏など土の乾燥が続く時期には、適度な水やりを行った方がよいでしょう。
鉢植えで育てる場合は、土の表面が乾いたら水を与えてください。

■日当たりについて
リアトリスは、日当たりの良い場所で育てるのがベストです。
暑さには強い植物ですが、高温多湿が苦手なので、風通しの良い場所に置くようにしてください。
蒸れを防ぐために、春になったら成長の悪い芽を抜くなどの間引きをしておきましょう。

■肥料について
庭植えと鉢植えのどちらで育てる場合でも、緩効性化成肥料や堆肥などを混ぜた用土を使用します。
新芽が出始める3月頃、花後9月頃になったら、緩効性化成肥料追肥を行ってください。
鉢植えで育てる場合には、草花用培養土を使うのも便利です。
多肥にすると徒長しやすくなりますが、葉ばかりが茂ってしまうこともあるので、肥料の使いすぎには注意しましょう。

■病気・害虫に付いて
リアトリスがかかりやすい病気は、白絹病です。
連作障害によって病気が発生しやすくなるため、適度に間引きを行い、風通しの良い環境で育てるようにしてください。
庭植えで育てる場合は、数年に一度のペースで植え替えが必要です。