南国リゾートのイメージとしても人気のあるハイビスカス
- 登録
- 2021/08/13
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■さまざまな色があるキレイなハイビスカス
ハイビスカスは、ハワイ諸島やモーリシャス島原産のアオイ科フヨウ属の熱帯植物の低木です。
学名ではヒビスカスと呼ばれていますが、一般的にはハイビスカスと呼んでいます。
雑種植物であることから花の色や花の形状などはバラエティに富んでいるのが特徴です。
花色は白、赤、ピンク、黄、オレンジ、青、紫、茶、複色とあります。
南国リゾートを彷彿とさせる彩り鮮やかで華やかな花を咲かせるのです。
開花期は5月~10月と長いのですが、基本的に1つの花の寿命はわずか1日で、朝開いて夜閉じる1日花として知られます。
中には品種改良により大輪の品種など2日程度策品種もあります。
沖縄に分布しているヒビスクス・ロサ・シネンシスは、原種か交配種なのかについてはわかっていません。
基本的に園芸品種として親しまれているものは花が大輪で花色の変化に富んでいるものの性質が弱いハワイアン系、花はやや小さめで花色の変化は少ないが丈夫な性質を持つ在来系、花が小さく樹高は高く、暑さには強いものの寒さにはやや弱いコーラル系の3つあります。
コーラル系のハイビスカス以外は30度を超えると花が少なくなる傾向にあり、ハワイアン系の品種はほぼ開花することはありません。
世界にある1万種にもおよぶハイビスカスのうち、大半がハワイアン系の品種が占めています。
草丈は0.5mのものから2mにおよぶものまであります。
■水やりについて
鉢植えの場合、春から秋にかけては土の表面が乾いたらたっぷりの水を与えるようにします。
中でも開花しているときは水分の吸収が盛んに行われているので水切れしないように気を付ける必要があります。
一方で冬の時季は水は控えめでかまいません。
庭植えする場合は乾燥する日が続く場合はたっぷり水を与えましょう。
■肥料について
春から秋にかけても生育期は新芽が伸びる時期のため、肥料切れを起こさないように気を付けます。
そのため、化成肥料などを規定量より多めに施しましょう。
真夏の時期の暑さで成長に問題がある際は化成肥料は控えめに薄めの液体肥料を施しましょう。
冬も肥料が必要となることもあり、最低気温が12℃を下回ると休眠期に入りますが、室内などが12℃を超える環境だと冬も花を咲かせることがあります。
その際は液体肥料を与えると開花を継続できます。
■病気や害虫について
病気については比較的強い特徴があります。
害虫:アブラムシやハマキムシ、カイガラムシが発生しやすいので、見つけたらすぐに防除しましょう。
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