「精霊の宿る木」とも呼ばれているガジュマル
- 登録
- 2021/07/30
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ガジュマルは、クワ科イチジク属に属している常緑高木です。
日本では沖縄、また世界では東南アジア、ミクロネシア、台湾、オーストラリアといった熱帯から亜熱帯地域が原産であり、沖縄ではガジュマルに精霊キジムナーが宿るとして親しまれています。
日本最大のガジュマルは樹齢が100年にもおよび、沖永良部島にある国頭小学校に植樹されているのです。
また、自然に植樹されているガジュマルは20m近くになるものもありますが、日本では観葉植物としても大変人気があって、鉢植えの場合だと樹高が2mくらいまで育ちます。
花の印象がないかもしれませんが、赤い花嚢の中に咲き、開花時期は不定期に咲きます。
日当たりの良い場所に起きましょう。
観葉植物の中では比較的育てやすいとされてます。
■水やりについて
耐寒性は弱い植物ですので、気温が低いときは生長が緩やかになるので水はさほど必要がなく、表面の土が乾いて2、3日経過してからで十分です。
また、気温が高い時季は土の表面が乾いたらたっぷりの水を与えるようにしましょう。
■肥料について
基本的には肥料がなくても育つことができます。
ただ、肥料を与えると生長が早くなるということはあります。
希釈した液肥を10日1回与えるか、もしくは緩効性肥料を置き肥されると良いでしょう。
コバエの発生を抑えるために、できるだけ化成肥料を使うのをおすすめします。
■日当たりについて
温かい地域で育つ植物ですから日当たりの良い環境がおすすめです。
ただし、冬の時期に寒さ対策として室内で管理していると春になって直射日光を当てることで葉焼けする可能性がありますので注意しましょう。
春になったらできれば初めは屋外の日陰に、次に半日陰や日当たりの良い場所など移動させて日光にだんだんと荒れさせていくのがおすすめです。
■病気や害虫について
病気:特にありません。
害虫:ハダニやアブラムシ、カイガラムシが付くことがあります。
ハダニは薬剤耐性が付きやすいので1回の薬剤散布で完璧に駆除ができるようにしましょう。
カイガラムシは殺虫剤が効かないことが多いので、歯ブラシなどで捕殺しましょう。
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