お米のような姿が愛らしいライスフラワー
- 登録
- 2021/07/01
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ライスフラワーは、オーストラリア北東部を原産とするキク科オゾタムヌス属の常緑低木です。
草丈は30cmから3mにもおよび、開花期は3月下旬から6月上旬頃まで咲かせる春の花です。
ライスフラワーの名前の由来は小さな蕾が米粒のように見える様子からきています。
花の大きさは非常に小さく、4mm程度の花が多数集まって咲いているので可憐な印象が魅力です。
鉢植えや花壇などで育てられるだけでなく、愛らしいその花姿から切り花、ドライフラワーアレンジなどでもよく使われています。
花色は米粒の様子を表しているように白のものが代表的ですが、このほかにピンクなどがあります。
乾燥した環境を好んでいるため日本のような高温多湿な環境には本来適していませんので、鉢植えの場合梅雨のシーズンは軒下などで生育させると良いでしょう。
ライスフラワーの花弁は、キク科の植物なのでキクのように小さな花弁が多く付くタイプの花が咲くのが特徴です。
■水やりについて
土の表面が乾いたらたっぷりの水を与えましょう。
乾燥した環境が適しているので多湿の環境は苦手な傾向にあります。
そのため、梅雨シーズンは過湿状態になってしまうことから、鉢植えの場合は梅雨の時期は雨の当たらない軒下などに移動させて工夫し、水のやりすぎには注意しましょう。
■日当たりについて
基本的には日当たりの良い場所が良いのですが、真夏の直射日光は避けて風通しの良い半日陰で育てたほうが好ましいでしょう。
耐寒性はやや弱いので、暖地で育てる場合は軒下などで冬越しさせるようにします。
一方寒冷地は室内で冬越しすると良いです。
■肥料について
春5月から6月頃と秋9月から10月頃の生育期に発酵油かすや緩効性化成肥料などを置き肥しましょう。
良く育てたいという思いだけで肥料を与えすぎるのは禁物ですので与えすぎには十分注意しましょう。
■病気や害虫について
特に心配するような病気や害虫の発生はありません。
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