ダイヤモンドリリーとして親しまれるネリネ
- 登録
- 2020/10/26
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ネリネは光が当たると花びらが宝石のようにキラキラと輝く姿から、ダイヤモンドリリーの愛称があります。
ヒガンバナとユリを合わせたような可憐な姿で、開花期間も長く、一度咲くと1か月間くらい楽しめるほか、切り花やアレンジメントにしても日持ちが良いのが魅力です。
ヒガンバナに似ているため、庭に直植えされる方もいますが、基本的には鉢植えがおすすめです。
やや小さめの鉢に植え、根腐れを起こさせないよう過湿に気を付けるとともに、凍結に注意して日当たりの良い場所で管理するのがポイントとなります。
■日当たりについて
耐寒性がないので、移動しやすいよう鉢植えとし、日がよく当たる場所に置くとともに、冬は霜の当たらない場所で管理しましょう。
■水やりについて
根腐れしないように乾かし気味にしましょう。
中でも休眠すうる高温の時期は過湿をし過ぎると球根が腐敗してしまうため、水のやり直ぐに注意し、蕾や葉が伸びてきたら、土が十分乾いた頃を見計らってお水をあげます。
■肥料について
ネリネは雨量が少なく乾燥して栄養分も乏しい土質に自生している植物のため、水はもちろん、肥料もあまり必要としません。
一般的な球根植物では元肥が必要となりますが元肥も不要です。
そのため、葉が開いてから緑色の間に月に2回程度のペースで、やや薄めの液肥を水やりする代わりにあげれば十分です。
手間もかからず、低コストでキレイな花を長く楽しめるのもネリネの魅力です。
■病気・害虫について
ネリネは普通に育っている限り、病害虫のリスクもほとんどなく、丈夫で育てやすい植物です。
一番気を付けたいのは害虫のリスクよりも、植えつけ時などに水をやり過ぎてしまい、土を過湿にして発根部を腐らせてしまうことです。
このリスクも植えつけ後に土をやや乾かしぎみに管理することで防げます。
ただし、周囲に赤ダニがついた植物があると移ってしまうリスクがあります。
もしも、赤ダニを発見した際には葉裏など付着部分に霧を吹いて洗い流すことで薬剤を用いなくてもダメージを防止できます。
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