日本の秋の風物詩かつ初心者にも育てやすいコスモス
- 登録
- 2020/10/23
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■さまざまな色が楽しめるコスモス
コスモスは、キク科コスモス属に属するメキシコ原産の草花です。
開花期は6月~11月であり、開花期は長く、非常に丈夫な花であるため、日当たりと風通しが十分な環境であれば初心者でも育てやすい花とされています。
ピンクや白、赤、オレンジ、黄、複色とバラエティに富んだ花色があります。
日本で秋になると見かけるコスモスはコスモス・ビピンナツスと呼ばれる品種であり、原産地であるメキシコでも標高1,600m以上のエリアに自生していることでも知られているのです。
和名・秋桜でもありまさに日本では秋の花として知られているのですが、開花時期は既述の通り6月からのものもあり夏に花を咲かせることもあります。
コスモスは一定の環境さえ整えば土質など特に関係なく自生することができるため、日本でも夏から見られることが多くなっているのです。
咲き方は八重咲やストロー咲のものなどもあります。
草丈は40cmから120cmになり、耐寒性は強いですが、耐暑性は弱いのが特徴です。
■日当たりについて
メキシコ原産地ということもあって、コスモスは日当たりの良い場所かつ水はけの良い環境を好みます。
できるだけ日当たりの良い場所で管理をするように気を付けましょう。
また大きく成長し、根もしっかり張るため地植えもしくは大き目のプランターで育てるのが望ましいです。
■水やりについて
鉢植えの場合、土の表面が乾いたらたっぷりの水を与えましょう。
ただし、湿気のある環境が苦手であることから水を与えすぎると根腐れを起こすリスクがあります。
そのため、あまり過度な水やりには注意しましょう。
地植えの場合は根付いてから水やりする必要はないです。
■肥料について
肥料は少なくても問題なく育つため、庭植えの場合はあまり肥料を施しすぎないように注意します。
元肥として緩効性化成肥料を施すだけで良いでしょう。
鉢植えの場合は、肥料が不足してしまいがちになるため、緩効性化成肥料を置き肥しつつ、液体肥料を施します。
■病気や害虫について
病気:うどんこ病
4月から11月に風通しや日当たりが悪い場所で育てると発生しやすくなります。
この時期の中でも9月から10月は要注意です。
害虫:アブラムシ、ヨトウムシ、シャクガ
アブラムシは4月から11月に窒素過多の株、そして風通しの悪い場所で発生しやすくなります。
また、同時期にヨトウムシやシャクガが新芽や若葉を食害するようになるため、見つけたらすぐ防除しましょう。
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