可憐で美しい花を咲かせるラナンキュラスについて
- 登録
- 2019/01/28
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■ラナンキュラスの特徴
ラナンキュラスはバラを柔らかくしたような幾重にも重なる花びらが美しい、可憐で清楚な花です。
球根から植え付ける場合、秋に植えて秋から春にかけて生育し、高温になる夏の時期に休眠する特徴があります。
■日当たりについて
北風の当たらない日なたを選んで植え、1月から2月の寒い時期は霜が当たらないよう防寒対策をとるのがおすすめです。
春になって暖かくなってくると草丈が高くなって葉も茂ってきますので、風通しをよくし蒸れないように管理しましょう。
なお、開花中は雨に当てない方が長く花を楽しめるので雨が当たりにくい軒下などに植えておくと安心です。
■肥料について
酸性土壌は好まないので、植え付ける場所には、あらかじめ有機石灰か苦土石灰を100g/㎡混ぜておくようにしましょう。
肥料は元肥として緩効性化成肥料を施すほか、追肥も緩効性化成肥料が基本です。
なお、冬期から咲いている花については、定期的に液体肥料も併用して肥料切れを起こさないようにするのが安心です。
ただし、追肥は3月末にはストップさせるようにします。
なぜかというと、葉が枯れる前に肥料が少なく抑えることで、球根が腐りにくくなるからです。
■水やりについて
球根は軽く湿らせた土に植え付け、植えてから4日~5日後から表面が乾いたら水をたっぷり与えるようにします。
開花中も水は乾いたらたっぷりあげることを繰り返しますが、5月下旬に葉が黄色く変色してきたら乾かし気味に管理していきましょう。
すべての葉が黄色になりましたら、水やりは止めて完全に乾かしてください。
■病気・害虫について
病気としては開花時期に灰色かび病のリスクがあります。
株の上に散った花がらが原因になるので、花がらをこまめに取り除くように気を付けましょう。
害虫として3月から5月までハモグリバエ、10月から5月の時期にはアブラムシのリスクがあります。
葉に落書きのような白い筋が付いた場合、幼虫が筋の先端にいる可能性が高いので、葉の上からつぶすようにしてください。
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