小さな渋めの赤い穂が魅力のワレモコウのご紹介
- 登録
- 2018/12/05
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ワレモコウはバラ科ワレモコウ属の多年草で、日本や朝鮮列島、中国、シベリアに分布しています。
海岸からやや高めの山など日当たりの良い草原で見かけられる植物です。
花は茎の先端に密集してつき、1~2センチほどの穂のようになります。
花びらはなく、渋めの赤色に見える部分は萼(がく)と呼ばれる部位です。
萼の色は長持ちするので秋もしっかり楽しむことができるでしょう。
冬は地上に出ている部分は枯れてなくなってしまいますが、多年草であるため、翌春になるとまた茎が出てきて花を咲かせます。
ヤクシマワレモコウという品種は花が間延びしないこともあって、切り花として使われるケースもあります。
寒さにも暑さにも強い品種で、育てやすいことから初心者にもおすすめです。
アレンジメントフラワーなどによく使われ、入っているととてもオシャレな雰囲気も出ますし、
ピンクのバラやガーベラ、カスミソウなどと合わせてもとても可愛らしい印象になります。
■日当たりについて
日当たりの良いところで育てましょう。
日陰で育てると花つきが悪くなり、株も大きくならないです。
鉢植えした斑入りの品種のワレモコウは、真夏の時期のみ30~40%の遮光下において管理すると斑部分の葉やけを起こさずに済むので安心です。
■水やりについて
鉢植えの場合は、土が乾いたら水をたっぷり与えます。
夏は土が乾きやすいので1日に1、2回は与えましょう。
底植えの場合は、基本的に水やりの必要はありません。
しかし、晴天続きの場合は地面が乾いているならば水やりをしましょう。
■肥料について
鉢植えの場合、芽が出て枯れる頃までは10日に1回ほど液体肥料を与えて下さい。
化成肥料を使用する際は、1ヵ月に1回程度与えます。
底植えの場合、肥料は不要です。
■病気・害虫について
うどんこ病が発生することがありますが、重症化することはほとんどないので安心しましょう。
害虫は、ハダニが発生することがあります。
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