祝い花

夏の花「ひまわり」!!

誰もが知っているひまわりは、漢字では向日葵と書くキク科の一年草です。
日回りと表記されることもある他、日本語ではニチリンソウ(日輪草)やヒグルマソウ(日車草)、あるいはヒマワリソウ(日回り草)から冒頭の漢字をそのまま読んでヒュウガアオイと呼ばれるなど、様々な呼び名があるのが特徴です。
英語ではサンフラワー、フランス語ではソレイユと呼ばれます。
ひまわりは、中央にたくさんできる種を食用として食べられるほか、食用油としても用いられることから、広く栽培されています。
食糧危機が叫ばれている今の世界において、将来的にはもっと食べ物や油としての活用割合が上がるかもしれません。

■ひまわりの水やり

ひまわりは、ガーデニング初心者でも育てやすい花ですが、いくつか知っておきたいポイントがあります。
ひまわりは夏に花開くことから、暑さに強い花ですが、水やりを怠ると枯れてしまいます。
そのため、土の表面が乾いてきたなと思ったら、たっぷりと水を与えてやることが大切です。
できるだけ朝晩水やりを欠かさないのが理想で、水をしっかり与えていると元気に育ってくれます。
ただし、常にジメジメしている多湿の状態だと逆効果となりますので、晴れた日に朝晩水やりをし、雨の日や夕立で雨水を浴びた時は水やりを休み、適度に土が乾くようにします。

■ひまわりに適した日当たり

ひまわりは太陽に向かって咲くと言われていますが、日当たりが良く、さらには風通しのいいところに植えるのがポイントです。
日当たりが良ければぐんぐん育つ一方、日当たりの悪い場所では弱々しくなってしまいますので、日当たりと風通しに気を付けるようにします。

■気になる害虫対策は

ガーデニングで気になるのが、害虫です。
ひまわりには葉の汁を吸うハダニが付きます。
葉っぱにクモの巣のような網をかけるため、すぐに分かりますので、朝や夕方の涼しい時間に水をかけて対処します。
また、芽が出たばかりの頃に葉が食べられていたとしたら、ナメクジの仕業です。
大量発生した場合は0.3~0.5%程度の塩水を撒き、駆除します。
ひまわりのそばにビールを入れた浅い皿を置いておくとそちらへ行き、ビールを飲んだナメクジが死んでしまいますので、どこにいるか分からない時はこちらの方法が効果的です。