祝い花

バラをお庭で育てて美しいバラ園に!

5月のお花で花の女王とも呼ばれるバラは古くから世界で愛されてきた歴史を持ち、より美しいバラを咲かせたい、見たいというニーズに応じて、新しい品種が次々に生み出されてきた品種も豊富な花でもあります。
鑑賞用としてはもちろん、香りのアロマ作用をはじめ、見た目の美しさだけでなく芳香を楽しむ方も少なくありません。
バラはカラーによって花言葉が異なり、たとえば、赤いバラなら「情熱」・「熱烈な恋」、白なら「純潔」・「尊敬」、黄色なら「嫉妬」といった花言葉が有名ですが、諸説あるのも事実です。
そのため、恋人などに贈る際には色も踏まえて花言葉を添えて贈るといいでしょう。

■日当たりについて

バラは品種によっても手入れの方法が異なるので、選んだ品種ごとにしっかりと育て方を確認してから育てるのがおすすめです。
もっとも、もともとのバラは丈夫で地植えの場合は放置していても育つともいわれるほどなので、あまり過保護にせず、たくましく育てるのが良いとされています。
ただし、比較的新しい品種の場合、デリケートなタイプも多いので配慮が必要です。
基本的な条件として、日当たりと風通しがよく、水はけのよい場所を選んで植え、1日のうち半日以上は日に当たるようにしましょう。
もっとも、新しい品種のミニバラの一部では、日当たりに弱いタイプもあるので注意しなければなりません。
また、夏場の強過ぎる日ざしには品種を問わず注意し、鉢植えの場合は西日の当たらない場所に移動させるようにしましょう。
なお、枝が風で揺らぐことで発芽が促進されるので、適度に風が吹く場所がおすすめです。

■水やりについて

地植えの場合は、自然の天候に任せ、特に水を与える必要はありません。
あまり過保護に育てると、かえって弱くなってしまうためです。
鉢植えの場合には表土が乾いた段階でたっぷりと水をあげるようにしましょう。
なお、ミニバラは乾燥に弱いので品種による水やりの適正管理にも注意が必要です。

■肥料について

バラは栄養分を好む植物なので、定期的に肥料を施しましょう。
根の先端部分で吸収する性質があるので、根の先端があるエリアを中心に肥料を与えるといいでしょう。