祝い花
パーティーを華やかに引き立てる洋蘭の女王「カトレア」
- 登録
- 2017/12/27
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華やかで気品のある花姿から洋蘭の女王と呼ばれるカトレアは、フォーマルフラワーとしてパーティーや結婚式のブーケなどに人気の高い花です。
切り花やアレンジメント、鉢植えでのギフトとしても喜ばれる用途の広い洋蘭といえるでしょう。
その美しさを称えるように、カトレアの花言葉には『優美な貴婦人』『成熟した魅力』など、素敵な修飾語が並びます。
カトレアは中南米が原産の洋蘭で、数多くの種類がある蘭の中でもとくに栽培が盛んな一つです。
19世紀から品種改良が繰り返され、現在では無数ともいえる多彩な品種が存在しています。
そのため、元来の開花期は10~2月でしたが、今はオールシーズンで入手が可能になりました。
カトレアは、2枚の花弁と3枚のがく片、花弁が変化した唇弁の6つのパーツで成り立っていて、種類によって色もさまざまです。
「大輪系」「中輪系」「ミニカトレア」「花茎が長く伸びるタイプ」と、大きく分けて4つのタイプがあります。
日当たりについて
カトレアは日光を好む花ですので、基本的には常に日当たりの良い場所に置くようにしましょう。充分な日当たりがないと株が痩せていき、きれいに花が咲いてくれません。
秋から冬にかけてと春の間までは窓辺など、日のよく当たる場所がおすすめです。
梅雨明けから9月末ぐらいまでは、直射日光が当たらない戸外へ置くのが良いでしょう。
日光が強すぎるとカトレアも日焼けを起こしてしまいますので、春から夏にかけては徐々に日に当てて慣らしていくのが肝心です。
風通しと温度について
風通しが悪いと虫がついたり病気になったりする可能性が高まりますので、できるだけ風通しの良い場所に置くようにします。また、温度については、カトレアは基本的に寒さに強い植物ではありませんので、最低でも10度を保つように温度調整すると良いでしょう。
逆に暑さには強い植物ですが、高温多湿過ぎると株を傷めることもありますので、30度を超すような夏の暑い日には、いつも以上に風通しに気を配るようにしましょう。
水やりについて
カトレアは常に湿っているよりも、どちらかといえば乾き気味の状態を好みます。植え込み材料の表面が白く乾いてきたら、水やりのタイミングです。
季節によっても乾き方に差がありますので定期的に水をあげるのではなく、植え込み材料の様子を見て乾いていたら水やりするようにしましょう。
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