供花

今の時期、亡くなられた方をお弔いする枕花や後飾りの供花

■1・2月はお葬式も増えるシーズンの1つ

1月は新年を迎え、華やかな気分になる時である一方、全国的に寒さが厳しくなる季節でもあります。
そのためか、高齢の方をはじめ、病気療養中であった方が体調を崩したり、悪化させたりして亡くなられるケースが増える時期でもあります。
突然の訃報に触れ、お世話になった方やご近所の方、遠方のご親族などに枕花を送るなら、どのようなお花を選べばいいでしょうか。

■定番のお花からアレンジまで

枕花としては真っ白なフューネラル胡蝶蘭をはじめ、白のバラや白のカーネーション、白のユリなど白を基調としたアレンジメントやスタンド花がおすすめです。
仏式を中心に白や黄色の菊でもいいのですが、今の時代は葬儀に定番の菊よりも、洋花が喜ばれることも少なくありません。
今の時期なら白のシンビジウムを盛り込んだアレンジも、清楚で弔いの場面にマッチします。

■後飾りにおすすめのお花

最近は家族葬など近親者のみで葬儀を行うケースも増えており、親しくしていた方が亡くなられても葬儀の連絡が入らないことも少なくありません。
さらに1月はお正月という新年を迎えた希望に溢れるお祝いシーズンでもあるので、正月三が日の間はもちろん、松の内や鏡開きなどの時期まで、亡くなれたことの連絡を遠慮される方も少なくありません。
そのため、実際に亡くなられた日や家族葬をされてから、少し日にちが経ってから訃報を知るという方も多い時節となります。
葬儀などには間に合わなかったけれど、後飾りとして供花を贈られたいなら、やはり、白のフューネラル胡蝶蘭や白のシンビジウムなどをあしらったアレンジメントや仏前にも手向けやすいバスケットアレンジなどがいいでしょう。
なお、弔問に訪れることができないケースや、後飾りのタイミングも少し逸しているといった場合には、お花に加えてお線香やロウソクなどがセットされたフラワーギフトを贈られるのもおすすめです。
気持ちが伝わり、ご遺族も喜ばれることでしょう。