祝い花

素敵な記念日になるための祝い花を贈ろう

日常生活の中でお祝い事にお花を贈るということは数多く経験し、歳を重ねるとその機会は多くなります。
入学式、卒業式、就職祝い、結婚式、出産祝い、新築祝いなど数えればきりがありません。
お祝いのシーンにはお花は欠かせません。
素敵なお花を贈られると記念日が最高の日になります。
そんなことを思いながらお花を選ぶことは楽しい事ですが、お花を贈る時のマナーの事も忘れてはいけません。

お花には花言葉があります。
例えば紫陽花は植えられている土の酸度に関係があり酸性だと蒼くなり、アルカリ性だと赤くなることから花言葉は「移り気」と言われます。
ですから、結婚祝いや恋人に贈る時は避けなければいけないお花です。
しかし、「一家団欒」「元気な女性」という花言葉も持ち一輪あると華やかになるので母の日や結婚式の式場にも使われることがありますが、新郎新婦が承知していればいいのですが結婚式ではタブーと思われている方が多いので避けた方が無難かもしれません。
バラは人気のあるお花ですが、実は黄色いバラには「嫉妬」という花言葉があり、赤いバラは恋人から贈る花なのですので結婚のお祝いでは要注意です。
花嫁が青い物を身につけると幸福になるという欧州の風習があり、ブルースターは花嫁のブーケとして人気のあるアイテムです。
また花言葉に「信じあう心」があり、これは聖母マリアのシンボルカラーが青色とされていることからこの花言葉が出来たといわれることから、結婚式のお祝花には加えたいお花です。
また、西洋では男の子が誕生した時ラッキーカラーの青色の花であるブルースターを贈ることがありますから、是非男の子が出産した時のお祝いにはこのブルースターを送ることをお勧めします。

花の種類はイメージから春が多いと思いがちですが、夏や秋口でもたくさんの種類の花があります。
結婚記念日には愛の花言葉を持つバラやガーベラなどがよいでしょう。
退職祝のときは笑顔で送り出し明るい次のスタートの意味も込めて華やかなバラやユリが好まれます。
昇格・昇進祝いは白い胡蝶蘭が一般的ですが、女性の場合はピンクの胡蝶蘭もが良いでしょう。
新築、改築、開店、開業祝にも胡蝶ランが人気ですが、手入れの簡単な観葉植物も人気があります。
例えば万年竹は荷物よりも先に運びいれると縁起が良いとされます。
茎に5円玉を通し事で木にお金が成っているように見えることから金運アップとして人気のあるベンケイソウという多肉植物も人気があります。
これは水やりも少なくてすみ、初心者にも育てやすい観葉植物です。

人間関係も円滑にしてくれるのが祝花です。
相手が喜ぶ顔を想像しながら将来の幸運を祈り記念日にはお花を贈りたいものです。