供花の贈り方について
- 登録
- 2018/05/30
供花とは、故人に備えるお花のことで死者の霊を鎮める意味と、祭壇を飾って華やかにする意味合いが込められているものです。
供花は親しかった人が送る場合と、遠くて葬儀に参列できない方が送る場合があります。
葬儀の時に供花を供えてもらうのですが、頼み方は葬儀社に依頼するのが一般的で間違いがありません。
それぞれの宗教や宗派によっても花の持つ意味合いが変わってきたりもしますので自分で贈るよりは、葬儀社に任せる方が失礼がないと考えられます。
花の色は限定されていません。
白と決まっているわけではありませんが、落ち着いた色合いのものが求められる傾向にあります。
しかし、季節ごとにできる花も違いますので、その季節や時期に合わせた花を利用することが一般的な供花の備え方となってきます。
菊や百合など白系の花が使われることが多いですし、最近では一年中そのような花を手にいれることもできますので、葬儀社や花屋で供花を依頼すれば、それらを使って作ってくれます。
供花と言っても花飾りだけではなく、フラワーアレンジメントですとか、生花だけではなくブリザードフラワーなどが使われることも一般的になってきました。
技術が変わり、考え方が変わっていく中で少しずつ供花の内容も変わっていると言えます。
むしろ、最近では季節に関係なく、いつでも同じ種類の花をそろえることができますので、依頼することで立派な供花をお供えすることができます。
但し、気を付けなければいけないのは、葬儀に間に合うように早めに依頼をするということになってきます。
せっかく、故人を贈るために花を用意しようとしても、葬儀に間に合わなければ意味がないからです。
葬儀を知った時には早急に葬儀社に確認をして供花の段取りをすることで、お世話になった故人に少しでも安らかな眠りをしてもらえるようにする気持ちが大事なことになってきます。