葬儀に供花を贈りたい場合の確認事項と流れ
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- 2018/01/12
お知り合いや親しい方の葬儀にあたって供花を贈りたい場合には、日程や場所を間違えないようにしっかりと確認をとることが大切になります。
もっとも、悲しみの中で弔問客の対応に追われ、葬儀の準備で忙しいご遺族様や中でも喪主の方に直接連絡をとると迷惑がかかる場合や、遠慮されてしまうことが少なくありません。
多くの方から電話が入る場合や、自宅に訪れる人に追われているので、弔問に訪れる際に確認をとるか、お悔やみの電話をご自宅に入れた際に葬儀の日程を確認するのはNGではありませんが、喪主の方の携帯電話に直接確認の連絡をとるのはあまり好ましいことではありません。
また、そこまで親しい間柄ではなく供花のみを贈りたいという場合には一般葬であれば、新聞の訃報覧で葬儀の日程や場所を確認します。
ご近所の方であれば、町内会長さんなどから詳しい内容の伝達が入りますし、職場の方の場合は職場の担当の方を通じて連絡が入りますので、個別の確認は控えるようにしましょう。
葬儀場が分かったら、ご遺族様に確認をとるのではなく、葬儀場に電話をして担当の方に供花を贈りたい旨を相談しましょう。
(なお葬儀場への確認は弊社ビジネスフラワー®でさせていただきますので、その際は喪主様もしくは故人様のお名前も併せてお知らせくださいませ。)
場合によってはご遺族様から固辞するように指示がなされている場合や、キリスト教会などではしきたりによりお断りをされるケースもあります。
また、葬儀場によっては提携の業者のみ供花を受け入れている場合があるため、その際はプランを選んで代金を払って当日の設置をお願いすることになります。
近年は祭壇の種類も多様化していますので、ご自身で自由に贈る花を選べる場合には葬儀社の方にどのような花を供えているのか確認をとり、同じ系統の花や統一性がとれるようにすると祭壇がまとまって美しい環境でお見送りができます。
特に指定がなければ、白い大輪の菊や美しい白のカトレアや胡蝶蘭が無難です。
供花には贈る方の名称を入れるのが基本で、一個人なら個人名、会社で贈るなら会社名、複数の方で贈るなら2名程度なら連名でかまいませんが、それより多い場合には職場一同や、孫一同といった名称を用います。