お盆はお花の欠かせない行事です
- 登録
- 2017/06/23
お盆はご先祖様を家にお迎えし、心をこめて感謝しおもてなしをします。
そして再びお見送りする仏事の中でも大切な行事です。
お盆の時期は関東と関西では違うようです。
全国的には明治時代から旧暦から新暦に変わってから全国的には8月13日から16日にお盆を行うのですが、関東では7月13日から16日に関西では8月13日から16日に行うといった違いがあるようです。
しかし、お盆を行う為に帰省し親戚一同集まりご先祖様を敬う気持ちは、地域や風習が違っても変わりません。
このようにお盆を行う日が地域により違うので、お盆にお花を贈る場合は確認する必要があります。
お花を贈る時期は関西であれば7月12日、関東であれば8月12日のお盆に入る前日に届けるのが最適で喜ばれます。
お花の色は白を基調としたものが良いでしょう。
故人が亡くなられて四十九日の忌明けが過ぎた後に初めて迎えるお盆を新盆、初盆といいます。
新盆、初盆は故人が亡くなられて最初に霊が里帰りする日なので、多くの地域では盛大にとり行う事が多いようです。
その場にふさわしいお花を贈りたいものです。
初盆はまだ故人が亡くなって日が浅いため色も白を基調としたものが良いのですが、最近では故人が好きだった花を贈りお供えするという考えもあるようです。
しかし、不向きなお花というのもあります。
バラやアザミといつた棘のある花や毒を持つ花、香りがきつい花等です。
また、仏様にお供えするという考えで、基本的には生花をお供えし造花は避けましょう。
お盆に帰省するとお墓を綺麗にしお花をお供えします。
その時に気を使いたい事はいくつかあります。
まず、本数は四本や九本は死や苦を連想するので避け、三本、五本、七本にする方が無難です。
お墓は花筒が左右2つあるので、大きな花束でなく小さい花束を2つ用意しバランスを良くしましょう。
お盆は暑い時期なので供花は花もちのよいものが良いでしょう。
例えばスプレー菊やスターチス、トルコキキョウ、カーネーションなど7月~9月頃の暑い時期でも元気に咲いてくれる花達です。
ご仏前として贈る時はアレンジメントフラワーも良いでしょう。
そのままお仏壇の傍にお供えすることができ、ご先祖の敬う気持ちが伝わります。
お盆は先祖を敬う大切な行事です。
地域の風習に合った失礼のない供花を贈るように心がけましょう。
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