供花

お盆のお墓参りや8月の命日にはどんな花がいい？

■定番の花と決めつけないで

8月にはお盆があり、帰省してお墓参りをするという方も多いことでしょう。
また、8月に命日がある方や月命日の際にお盆以外にもお墓に足を運ぶ方もいらっしゃると存じます。
お墓参りには花束とお線香というのが定番アイテムですが、お墓参りの花は白や黄色の菊と決めつけていませんか。
もちろん、菊は美しい花ですし年間を通じて手に入ります。
もっとも、本来は秋のお花ですので、夏の暑さには弱りやすく、お花にもちょっとかわいそうかもしれません。
近年はお墓参りにも、このお花でないといけないといった縛りもなくなっており、華やかな洋花やピンクや赤のカラフルなお花も用いられるようになりました。

■故人の好きだった花を

お墓参りに行く機会があったら、ぜひ一度、他の方の花瓶を見てみてください。
定番の白菊や黄色い菊をはじめ、白いユリという王道のお花を供えているお墓もある一方で、ピンクのカーネーションや洋ラン、白く可憐なカスミソウやブルー系やパープル系の落ち着きあるトルコキキョウといったお花など色とりどりではないでしょうか。
中には亡くなられた方が好きだったお花をメインにされる方も少なくありません。
命日や月命日なら、その方がお好きだったお花をメインにした花束を作ってもらうのも素敵です。

■8月のお花を採り入れてみよう

近年は猛暑日が続いており、日差しも照り付けるお墓に供えるお花は弱りやすい傾向にあります。
せっかくお供えしても、すぐに枯れてしまうことや毎日手入れに行くこともできず、しぼんだお花が供えられたままだと思うと、ちょっと気分も沈んでしまうのではないでしょうか。
8月の日差しにも強いひまわりなどを採り入れれば、より長持ちし、見栄えもきれいです。
ミニひまわりなど、飾るのに適した種類のひまわりがフラワーショップに用意されていますので、ひまわりをメインにした花束を今度のお盆のお墓参りに用意されてはいかがでしょうか。