祝い花供花

十三参りのお参りやお祝いにお花を贈りましょう!

■十三参りとは

十三参りとは数え年で13歳になった時に知恵と福徳が授かるよう、虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)という仏様にお参りをする風習です。
七五三や成人式のように全国レベルで行われている行事ではありませんが、地域によっては学校単位で健やかな成長を願い、決意表明のような式典が行われるところもあります。
また、虚空蔵菩薩を置く真言宗系のお寺などが近くにあるという地域や、お寺の行事として十三参りの縁日などを開催されているお寺があるエリアでは馴染みがある節目の行事といえるでしょう。

■十三参りに供花をしたいなら

十三参りは古くから知恵参りや知恵もらいなどとも呼ばれ、現在も風習が残るところでは、子どもが健やかで賢く育つように、人に騙されたりすることなく生きる術を身に着けられるようにと、虚空蔵菩薩を本尊とする寺院にお参りに行くのが基本です。
十三参りは虚空蔵菩薩の縁日である旧暦の3月13日に行われており、現在の新暦でいえば4月13日頃にあたります。
そのため、4月13日を含む一定の期間を十三参りの期間として行事やイベントなどを開催する寺院もあります。
お参りにあたって虚空蔵菩薩様にお花を供えたい場合には、仏花として無難な白菊や白いユリなどを中心にピンクや黄色などの春らしいカラーのカーネーションやガーベラなどを組み合わせたアレンジなどがおすすめです。

■お孫さんなどへお祝い花を贈るなら

十三参りの慣習を重んじている地域などにお住まいで、数えで13歳になるお孫さんに節目の契機づけとしてお花を贈りたい場合には、お子さまが喜ぶ華のあるお洒落なアレンジメントを贈りましょう。
春に美しいピンクや黄色や赤のフリージアやアルストロメリア、チューリップなどを中心に可憐なカスミソウや白いカーネーションや黄色のミニバラなどを組み合わせてもキレイです。
幼少年期から青年期へと変化を遂げる思春期に差し掛かる時期に、十三詣りを行って学業成就や技芸上達を願い、お子さまやお孫さんの将来を明るく照らすお花を贈りましょう。