祝い花

小正月の時期に贈りたいお勧めのお花

■小正月って?
皆さんは小正月と言われてイメージが持てますか。
地域やご家庭によっては、幼いときから行事として根付いているケースもあることでしょう。
一方で、お正月はわかるけれど、小正月は知らない方も多いかもしれません。
例年1月15日頃、テレビのニュースなどで、どんど焼きをしている光景が流れます。
どんど焼きは小正月に行われる風習の1つで、しめ縄などのお正月飾りや前年に頂いたお守りや破魔矢など縁起物を燃やして家内安全や無病息災を祈る行事です。
小正月には邪気を払う赤いものを食べる習慣もあり、小豆粥を食す地域も少なくありません。
また、餅花といって紅白の餅を小さく丸めて枝に付けたり、色とりどりの繭玉を枝に結んで飾ったりします。
お正月の門松に対して、華やぎがあることから、小正月のことを花正月と呼ぶ地域もあります。

■花正月にはお花のギフトを
お正月も帰省できず、仲間で集まるのも難しくなっている不安な時代に、どんど焼きなどのイベントが中止されるケースも少なくありません。
一方、餅花や繭玉も手に入りにくいこともあります。
そこで、餅花のようなイメージのお花を贈ってみてはいかがでしょうか。
洋蘭の一種であるカトレアやオンシジューム、デンドロビュームなど、たわわに花をつける姿はまるで餅花のようです。
カトレアは洋蘭の1種で夏咲きや冬咲きなどさまざまな品種があるため、年間を通じて楽しめるお花です。
エレガントで可憐なたたずまいと、薄紫などのカラーは女性向けの贈り物や退職祝い、開業祝いなどさまざまなシーンに似合います。
オンシジュームは小さな花がたわわに実る姿が可憐で美しいです。
デンドロビュームは洋蘭の1種で、11月下旬~5月頃が咲き頃となる冬から春まで楽しめるお花です。
旬の洋花が少なくなる冬の時期も彩りを添えてくれます。
白い花びらに紫のふちどりが入ったタイプや淡い黄色などカラーも多彩で、ふんわりとした小ぶりな花が縦に幾重にも咲き誇ります。