祝い花

二人の新しい門出を祝うお花はマナーを踏まえて気持ちを伝えたい

幸せな二人の門出にふさわしいお花を送ろうと思うと、色々とマナーや気遣いが必要です。
例えば、送るタイミングと場所も考えたいものです。

結婚祝いでお花を贈るタイミングと場所としては、結婚式当日に送るのであれば披露宴会場、または結婚式の後に泊まる宿泊先などが考えられます。
しかし、新郎新婦が結婚式の後に新婚旅行に行くのであれば旅行の荷物になり邪魔になる可能性があるので、新婚旅行から帰ったころに新居へ届けるのもよいでしょう。
タイミングと場所を配慮することで新郎新婦への気遣いが伝わります。

そして、新郎新婦が喜んでくれてお祝いの気持ちが伝わるお花を選ばなくてはいけません。
この時に注意しなければいけないことがいくつかあります。
その中の一つで重要なことはタブーなお花の種類があるということです。
この事を知らずに送ると相手を傷つけ、人間関係もおかしくなってしまいます。
紫陽花は「移り気」「耐える愛」、黄色い薔薇は「愛情の薄らぎ」「嫉妬」などの花言葉を持つこれらの花は結婚のお祝いとしてはふさわしくありません。
贈る花の花言葉には細心の注意を払わなければいけません。
また、赤いバラは恋人に贈る花なので、誤解されないように避けた方が無難でしょう。

また、ウェディングブーケを贈る場合は、花嫁衣装の色や雰囲気、好みの色、好きな花なども考慮いて選ぶとよいでしょう。
特に条件がないのであれば、明るい色のパステルカラーやピンク、明るいオレンジなどが人気のようです。
しかし、暑さを感じる7月から9月にかけての結婚式であればブルー系のお花を選ぶのも良いでしょう。
花嫁が青い物を身につけると幸せになるという「サムシングブルー」というジンクスがありますから、ブルー系のお花で爽やかさと幸せを願う気持ちが伝わり喜ばれるはずです。

やはり結婚式には愛にまつわる花言葉のお花を贈るのが一番です。
7月から9月ごろが開花時期で花言葉が愛にまつわる花を贈るとしたら、バラ、ユリ、ガーベラ、カスミソウ等があります。
ブルー系のお花を考えているのならば花言葉は「優美」「希望」のトルコキキョウで最近の品種改良から八重咲きや花びらの先がフリルのようなフリンジ咲きがありバラと見間違えるほどの華やかさがあります。
ブルースターの花言葉は「幸福な愛」「信じあう心」で、欧米のサムシングブルーという古い風習からウェディングブーケに使われることが多い花です。
結婚式のお祝いに贈るお花は新郎新婦だけでなくその家族へのお祝いの気持ちにもつながります。
タブーとされる花言葉を持つ花には気をつけて、最良の日にふさわしいお花を贈るよう心がけたいものです。