9月生まれの方にお花を贈りましょう
- 登録
- 2018/08/24
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■暑さが残る中にも秋の気配を感じ出す季節
近年は9月でも30℃近い気温の日が続き、まだまだ夏を感じることがあります。
しかし、暑さ寒さも彼岸まででお彼岸の頃までにだんだん夏の空気が秋の爽やかな空気に入れ替わり、夏の名残を惜しみながら落ち着いた気分を味わえるでしょう。
9月の誕生花は古くから日本で親しまれた菊や秋の七草であるキキョウなどの落ち着いた色合いでありながら、どこか存在感を感じる色目や立ち姿の花が多いです。
ラッパ状に花を開くリンドウや、お彼岸の頃に赤い燃え上がるような特徴のある花を咲かせる曼珠沙華も9月の誕生花とされています。
雄鶏のとさかに似ていることからケイトウと名付けられた花も9月の誕生花で、万葉集にも詠まれているほどの歴史のある花です。
■菊は仏花だからお祝いに相応しくない?
菊というと仏事に使われることが多いので、誕生日などのお祝いには相応しくないのではと心配する方もいるでしょう。
しかし、白や黄色、紫がかった色などの地味な色合いだけでなく、花が豪華で目を楽しませるものも多いです。
秋には菊人形として展覧会が行われることもあります。
形が卓球のボールのような球形の可愛らしい形状のものもありますので、他の秋の花と合わせてアレンジメントフラワーとして贈っても喜ばれるでしょう。
■可愛らしさで選ぶならコスモスも素敵
どこか存在感があって独特な個性がある花が多い中で、コスモスはひときわ可憐な雰囲気を醸し出しています。
ピンクは薄い色合いから濃いものまで様々で、白を取り混ぜてコスモスだけで花束や鉢植えをプレゼントにしても喜ばれるでしょう。
花言葉は「乙女のまごころ」で、いつまでも少女のような純真さを持ち続けている女性にぴったりです。
コスモスも菊と同じ種類に属していますので、菊を贈るのに抵抗があるのなら、コスモスを選んでもいいかもしれません。
■地味な色合いでもお祝い花に
キキョウやリンドウは武士や貴族の家紋として使われているくらい、日本の歴史に寄り添っている花です。
色は濃いめの紫や紫がかった紺が多く、1種類では地味な色合いになりがちです。
他の花と一緒にアレンジメントフラワーとして利用してもいいのですが、素朴な雰囲気のマグカップや茶碗などに生けても味わいが出ます。
歴史好きの方や男性の方に、誕生祝いとして贈るにも渋めの色合いで喜ばれることでしょう。
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